診療案内|ありのままこころのクリニック|那珂川市の心療内科・精神科

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  • うつ病

    うつ病は、世界中で何百万人もの人々に影響を与える複雑な精神疾患で、持続的な悲しみ、絶望感、そしてこれまで楽しめていた活動への興味の喪失を特徴とします。日常生活における機能、対人関係、仕事の遂行能力、そして全体的な生活の質に重大な影響を及ぼします。世界保健機関によるとうつ病は世界的に主要な障害の原因の一つとされ、2億6400万人以上が罹患しており、この数字はCOVID-19パンデミックを含む様々な社会的ストレス要因により、さらに増加していると考えられています。

  • 双極性障害(躁うつ病)

    双極性障害(躁うつ病)は、気分の極端な変動を特徴とする精神疾患です。通常の気分の浮き沈みとは異なり、高揚感や活動性が極端に増す「躁(そう)状態」と、意欲や興味の著しい低下を伴う「うつ状態」を繰り返します。この記事では、双極性障害の症状、種類、原因から治療法、生活上の工夫まで、精神科医の視点から詳しく解説します。

  • 不眠症(睡眠障害)

    睡眠は健康な生活の基盤であり、十分な質の高い睡眠がないと日常生活のあらゆる側面が影響を受けます。不眠症は、寝つきの悪さ、途中で目が覚める、早朝に目覚めるなどの症状を特徴とする睡眠障害で、適切な休息が得られず日中の機能や生活の質に大きな影響を与えることがあります。日本人の約20%が何らかの不眠症状を経験していると言われており、現代社会においてますます蔓延する健康問題となっています。
    不眠症の種類、原因、症状、診断方法、そして科学的に裏付けられた効果的な治療法について詳しく解説します。睡眠の質を改善し、健康的な睡眠パターンを取り戻すための実践的な方法もご紹介します。

  • パニック障害

    パニック障害は、予期せぬ突然のパニック発作を繰り返し経験する不安障害です。パニック発作とは、激しい恐怖や不安を伴う急性の症状で、通常は数分以内にピークに達します。この症状は日常生活や社会生活に重大な影響を与え、生活の質を著しく低下させる可能性があります。
    アメリカの統計によれば、約4.7%の成人が生涯のうちにパニック障害を経験するとされており、日本でも決して珍しい疾患ではありません。パニック障害は適切な治療を受けることで症状の軽減が期待できる疾患です。

  • 強迫性障害

    強迫性障害(Obsessive-Compulsive Disorder: OCD)は、望まない侵入思考(強迫観念)と、それに伴う反復行動や心的行為(強迫行為)によって特徴づけられる慢性的な精神疾患です。この障害は日常機能と生活の質に大きな影響を与え、社会生活や職業生活、その他の重要な生活領域で著しい苦痛や障害をもたらします。 OCDは通常、児童期や思春期に発症し、平均的な発症年齢は10歳ですが、いつでも発症する可能性があります。男子は女子よりも早期に発症する傾向があり、特に児童期OCDの場合はその傾向が顕著です。

  • 統合失調症

    統合失調症は、思考過程、認知、感情反応、社会的機能に影響を与える重篤な精神疾患です。世界人口の約1%(一般集団では、100人中約1人)に影響を与えるこの疾患は、幻覚や妄想などの症状を特徴とし、日常生活や生活の質に大きな影響を及ぼすことがあります。しかし、早期発見と適切な治療により、多くの患者様が症状の管理と回復への道を歩むことができます。
    統合失調症は「こころの不調」の一種であり、WHOの定義によれば、こころの健康とは「人生のストレスに対処しながら、自らの能力を発揮し、よく学び、よく働き、コミュニティにも貢献できるような、精神的に満たされた状態」とされています。統合失調症を抱える方でも、適切なサポートを受けることで、こころの健康の水準を高めることが可能です。

  • 物忘れ・認知症

    準備中

  • 適応障害

    適応障害は、明確なストレス因子に対する不適応な反応として特徴づけられる心理的状態です。精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)では、ストレス関連障害の一種として分類されています。この状態は、ストレスイベントの発生後3ヶ月以内に症状が現れ、ストレス要因が解消された後も最大6ヶ月間続くことがあります。

  • 大人の発達障害

    発達障害は、生まれつき脳の発達に特徴があることで、認知や行動、対人関係などに独特の傾向が現れる状態を指します。子供の頃から特性はありますが、症状の程度は人それぞれで、幼少期や中高生位までは「少し個性的な子」と思われるだけの方も多くいます。大学や専門学校、社会人になって周囲や社会から求められるものが高度化、複雑化することにつれて社会生活の中で困難が目立ち、受診される方が近年増えています。

  • 働く方のメンタルヘルス

    現代社会では、多くの人が仕事においてさまざまなストレスを抱えています。忙しい業務、職場の人間関係、仕事とプライベートの両立、キャリアの悩みなど、仕事に関するストレスは誰にでも起こりうるものです。しかし、ストレスが長期間続いたり、適切に対処できなかったりすると、メンタルヘルスに大きな影響を与え、心の不調を引き起こしてしまうことがあります。心の不調は、気づかないうちに蓄積され、ある日突然「もう働けない」と感じることもあるのです。
    当院では、働く方が健やかに過ごせるように、メンタルヘルスのサポートを行っています。
    こころに不調を感じたら、些細な変化でもお一人で悩まずお気軽にご相談ください。

  • 女性のメンタル疾患

    女性のメンタルヘルスは、ホルモンバランスやライフステージの変化が大きく関係しています。思春期、妊娠、出産、更年期などの時期に、気分の浮き沈みや不安、うつ状態が起こりやすくなることがあります。
    具体的にみていくと、女性は男性に比べて一生の間に精神疾患を患う確率は、うつ病と気分変調障害が約2倍、季節性気分障害が6倍、パニック障害と不安神経症が2.5倍、神経性食思不振症が10倍、過食症が11倍高いと報告されています。

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