精神科・心療内科の通院費が軽くなる制度|自立支援医療(精神通院医療)をやさしく解説|ありのままこころのクリニック|那珂川市の心療内科・精神科

〒811-1254 福岡県那珂川市道善2丁目50-2
092-403-2510
ヘッダー画像

精神科・心療内科の通院費が軽くなる制度|自立支援医療(精神通院医療)をやさしく解説

精神科・心療内科の通院費が軽くなる制度|自立支援医療(精神通院医療)をやさしく解説|ありのままこころのクリニック|那珂川市の心療内科・精神科

 

自立支援医療とは?

「通院が長くなってきて、医療費や薬代が心配」
「治療は必要だとわかっているけれど、金銭的な負担が気になる」

心療内科や精神科に通院されている方の中には、
このような不安を感じている方も少なくありません。

心療内科・精神科の治療は、
少し良くなったから終わり、という治療ではなく、
ゆっくり時間をかけて続けていくことが多い治療です。

 

その中で、

  • 診察代やお薬代のこと
  • 通院がどのくらい続くのか
  • これから先も続けていけるのか

と、先のことを考えて不安になるのは、

とても自然なことです。

 

自立支援医療(精神通院医療)は、
そうした気持ちを少しでも軽くし、
安心して治療を続けていくために用意された制度です。

 

自立支援医療とは、
精神疾患などで継続的な治療が必要な方の医療費の自己負担を軽くする制度です。

通常、医療費の自己負担は 原則3割 ですが、
自立支援医療を利用すると、原則1割負担になります。

さらに、世帯の所得や病状などに応じて
か月あたりの自己負担の上限額も決められているため、
「思っていたより医療費が高くなってしまった」という心配が起こりにくい仕組みになっています。

 

具体的な負担軽減のイメージ

たとえば、

  • 通院治療費(診察+お薬代)が 月3万円 かかっていた場合
  • 自立支援医療を利用すると、自己負担は 約1万円 になります

この場合、

  • 毎月 約2万円の負担が軽くなり
  • 年間で約24万円の負担軽減

となります。

あくまで一例ですが、
長く治療を続ける方にとっては、大きな安心につながる制度といえます。

 

対象となる医療内容

自立支援医療(精神通院医療)では、
以下のような 外来での治療 が対象になります。

  • 外来診察
  • お薬代
  • 精神科デイケア
  • 訪問看護 など

入院費用や、保険適用外の治療、文書料は対象外です。

 

なぜこの制度があるの?

心療内科・精神科の病気は、
長期間の通院や服薬が必要になることが多いという特徴があります。

しかし、治療が長引くほど、

  • 通院費
  • 薬代

がかさみ、経済的な負担が大きくなりがちです。

その結果、

  • 通院を控えてしまう
  • 薬を自己判断で中断してしまう
  • 症状が悪化し、入院や社会的な孤立につながる

といった悪循環が起きることもあります。

お金の心配で治療を中断しないようにすること
これが、自立支援医療制度の一番大きな目的です。


「自立」を支える制度です

制度名のとおり、自立支援医療は
「治療を通して、その人らしい生活を支えること」を大切にしています。

治療を続けることで、

  • 仕事を続ける・再開する
  • 学校に通う
  • 家庭での生活を安定させる

といったことが、少しずつ可能になります。

医療費を軽くすることで、
治療だけでなく、生活全体の安心につながる
そんな制度です。

 

対象となる方(精神通院医療)

以下のような方が対象になります。

  • うつ病、双極症
  • 統合失調症
  • 不安症、パニック症(パニック障害)、強迫症(強迫性障害)
  • 神経発達症(発達障害)、精神遅滞(知的障害)
  • 認知症、てんかん など

「継続的な通院治療が必要」と医師が判断し、
自治体が認めた場合に利用できます。

 

申請方法について

自立支援医療は、申請しなければ利用できません

申請の流れ

  1. 市区町村の障害福祉課などで申請書をもらう
  2. 医師に診断書を書いてもらう
  3. 必要書類をそろえて自治体に提出

有効期間は 1年間 で、更新が必要です。

 

指定医療機関について

自立支援医療を利用するためには、
都道府県が指定した「指定医療機関」で治療を受ける必要があります。

  • 病院・診療所
  • 薬局

それぞれを申請時に指定します。

当院は 自立支援医療(精神通院医療)の指定医療機関 です。

 

迷ったら、まずはご相談ください

「自分は対象になるの?」
「申請したほうがいいのかわからない」

そんなときは、かかりつけの主治医や医療機関のスタッフに、
どうぞ気軽にご相談ください。

申請は市区町村で行いますが、
主治医や医療機関のスタッフもサポートできます。
ひとりで抱え込む必要はありません。

多くの方にとって、
ご心配されるようなデメリットはほとんどありません
制度を利用することで、治療を続ける負担が軽くなることがあります。

 

まとめ

自立支援医療は、

治療を続けるために、医療費の負担を軽くしてくれる制度です。

無理をせず、治療を続けることが何より大切です。

医療費のことで悩んでいる方がいれば、
ぜひこの制度の利用を検討してみていただければと思います。

 

執筆・監修
ありのままこころのクリニック
院長 関 一誠

―――――――――――――――――――――――――――――――――

(以下、当院のご案内)

福岡市南区・春日市からも通いやすい精神科・心療内科

ありのままこころのクリニックは、福岡県那珂川市に位置し、
福岡市南区や春日市にお住まいの方からも通院しやすい立地です。

お車での来院が可能な方は、
福岡市城南区・大野城市・太宰府市・筑紫野市など、
周辺地域からもご来院いただいています。

トップへ